読書のかけら

個人的な読書備忘録。あらすじ(Bookデーターより)と少し感想を書いてます。

北村薫

「鷺と雪」北村薫著

昭和十一年二月、運命の偶然が導く切なくて劇的な物語の幕切れ「鷺と雪」ほか、華族主人の失踪の謎を解く「不在の父」、補導され口をつぐむ良家の少年は夜中の上野で何をしたのかを探る「獅子と地下鉄」の三篇を収録した、昭和初期の上流階級を描くミステリ“…